ドリフトトータル編 |
(2007.8.12)鈴鹿ツインサーキット |
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トラックレーサーとして作成されたKB10ですが
この度、ドリフトレーサーとして再始動しました
今回の仕様は
キャブはSOLEX44,メインジェット#165,エアージェット#200
パイロットジェット#55,ポンプジェット#40
どうして濃い目かというと、この猛暑の中のレースなので
オーバーヒート対策もあります
ミッションやクラッチに変更なし
H145デフは溶接によりデフロック加工がしてあります
ファイナルは車体重量が軽いので35/9(3.888)にしました
点火時期は30度固定進角,プラグはイリジュームIW20です
ホイールは往年のアドバン
フロントタイヤはD社DIREZZA 036 175R13
リヤタイヤはD社LEMANS 17560R13
フロントSタイヤですが、車体が軽いのでタイヤが磨耗したら
一般ラジアルに変えようと思います |
今回デフを外したら
貴重なH145LSDが組み込まれていました
しかし前回の走行が祟ったか
リングギアのロックボルトが全て緩んでいました
たまたまですがデフロック加工をしようということになって
良かった結果です
ステアリング切れ角は最大欲しいという要請で
ストッパーは今回カットしてあります |
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今回のメンテで
まず、ブレーキラインに亀裂があり交換しました
サイドブレーキももともとトラックレース用なので
片側のみ作動するようになっていたので
片側では危ないと判断し
急遽B310より拝借することになりました
作業しているのがドライバーを務める
山本君です
普段はS13シルビアでドリフト大会に参加しているツワモノです!! |
前回走行よりかなり時間が経過していたので
案の定エンジンは掛かったものの調子が悪い状態でした
キャブはオーバーホールしました
点火時期を見直し
エンジンがすこぶる絶好調になりました
冷却ファンを今回より電動に変更しました |
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前日に完成したKB10です
デカールも張替え新規一点です
後には、可愛くサニーちゃんステッカーを貼っちゃいました |
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さて当日の鈴鹿ツインサーキットの様子です
まだ準備中で積載車より降ろしてきたばっかりです
走行可能なように最終チェック開始です
テーピングやホイールナット増し締めや
バッテリー充電など沢山あります
山本君サイズにシートベルトも合わせておかないと
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準備し、受付をしたらすぐ走行のようです
ゆっくりしている時間はありませんね
シートベルトを締め
ミッションパターン確認
再スタート確認
クーリングファンスイッチ確認
エンジンは一発始動です |
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さぁー各車スタート位置まで移動です
サゾみんな緊張してるだろーと思いますよ
エントリーが沢山の中
旧車にては我々Bprojectsのみです
このギャップは面白いです
ほとんどがインタークーラー付きのターボ車です |
まもなくスタートです
前のスカイラインからすると
ちょろQみたいですネ |
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ドリフト予選は調子良くスピードもどんどん速くなり
申し分なくきまってきていたのですが
決勝にキャブのリンケージシャフトにクラックが入り
残念な結果になってしまいました
(早速ピロリンケージを注文しました)
今回気温38度ということで水温も厳しく
かなり過酷でした
次回は9月30日にツインサーキットです
頑張りましょう
この模様はムービーにもなっていますのでTOPページの
ファイルリンクよりお楽しみください
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サスペンション編 |
(2007.5.13)鈴鹿 |
サスペンションについて日本やオーストラリアよりお問合せが多いので、簡単に写真にて公開させていただきます
改造の範囲を超えていますので、一般公道での走行は出来ないということを前提にご覧ください
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このKB10は四国よりBprojectsに来た一台です
この車両はの改造は当方にて行ったものではありません
ですので、写真のみの公開とさせていただきます
写真をみてご判断いただきたくお願いします
この車両は西日本で活躍していた車両とのことです
エンジンはA15改16000ccに改装され
軽フラ、80度カム、各部軽量
ミッションはF5C56A
キャブはソレックス44とのことです
誠に残念ですが、移転に伴ない小トラ車両は保管場所がなくなり
2008年4月に売却いたしました
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KB10レストア編
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このKB10はBprojectsにてレストアした所有車両です
(塗装は外注です)
エンジンはA10ベースΦ75ピストンを使った1050cc
シリンダーヘッドは2mm面研
NISMO製ダブルスプリング(絶版)
カムは東名製74°
キャブはウェーバーΦ40
フライホールはSTD軽量研磨30%軽減研磨
各部メッキパーツに改装
電磁ポンプはミツバを採用 |
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B10の泣き所フロントリーフは取り外してしまっています
純正のアブソーバーマウント位置に
コイルオーバーを設置しています
今回使用したコイルオーバーキットは
GAZを使っています |
取り付け位置下部は純正マウント位置を採用し
ピッチはピロ化して対応しています
ウレタンブッシュを加工して
両ネジカラーを圧入して
ピロボルトが取り付くようにしました |
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上部マウントも純正位置を使用し
ブッシュカラー製作にて対応しています
走行を考えて、バンプラバーはそのまま使用しています
今後のディスク化を予定しているので
今回はなるべくノーマルのまま取り付けできるように
してあります |
そのたフィッティングはこんな感じ
タコ足も手曲げで
KB10の狭いエンジンルームにもうまく装着してあります
全てがギリギリなのもB10の特徴です |
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リヤもコイルオーバー化しました
こちらはリーフを外してしますとかなりの改造になってしまうので
板を減らしたスプリングを装着しています
リヤは飾りと思った方が良いですね
B10なら2枚フラットリーフで上等じゃないでしょうか?
いつも5人乗りなら話は別ですけど・・・ |
KB10の魅了される写真です
KB10だけバンパーが違います
何故か大きい仕様になり
テールランプも別
しかもダックテールと
魅力満載のリヤビューです |
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2007年鈴鹿イベント編 |
(2007.3.9)鈴鹿 |
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長らく時間も経ち
やっとB10目処が立ってきました
この写真は
ニッサンフェスティバル前日の多分
午後8時くらいですか?
そろそろ気合いの時間です |
↑をご覧ください
わかりづらいですが
なんと今流行りの???
コイルオーバーサスペンションです
どうして?ッて方のためにご説明します
B10の特徴を何点かお教えしましょう
1:エンジン
クラクシャフトを支えるジャーナル部が通常A12などは5ヶ所に対し
B10は3ヶ所になります(動的抵抗は少ないですね)
クーリングファンが金属製(これが渋い)
クーペのみエンジン仕様が異なる(スカイラインならGTRってこと)
2:ブレーキ
ナンと4輪がドラムブレーキです
サニトラも前期はお友達ですが・・・
(デリケートだけど面白いブレーキです)
3:サスペンション
フロントが横置きリーフのダブルウィッシュボーンです
リヤはB110と同様のリーフ式です
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※この3番目のフロントリーフをコイルオーバー式に換えているところです
B10の弱点で横置きリーフのおかげで車高に自由度がありません
みんな格好いぃので欲しい人は多いと思うのですが、いろいろ情報が氾濫していて難しいところでしょう!
自分もコイルオーバーは10数年来考えていてやっと実現した訳です
作業内容は重要な部分なのでマネされても危険ですのであえて掲載は差し控えさせてもらいます
取り付け参考は次号ビンテージオートにて詳しく掲載される予定です |
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ありがちですが
エンジンがかかりません
こうセッパ詰まっててると
テンパリモード全開です
でも火は飛ぶし
燃料もOK、ってな感じで原因を消していきます
結局お高いプラグ様がおねむの時間でした
エンジンのかかったときは本当にうれしかったです
3年ほど前にこのエンジンを作成したものです
名古屋のノスタルジックカーショーにて
Bprojectsを発足させ出展した最初の作品ということです
展示出展の際、いつも出品されているオモチャかなんか売ってる
おやじにやじれたこと思い出します
まぁそれもバネになってるんで感謝ですかネ
今じゃ笑い話です(笑) |
やっと一通り見てセットアップできました
まだ、やるべきところはありますが・・・
何とか完成して当日を迎えることができ
みなさんにお披露目でき心からうれしぃ1日でした |
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